桐の玉手箱が出来上がりました

こんにちは。山下塗装所です。

私の玉手箱が出来上がりました。

「待てど くらせど こぬ人を よいまちぐさの やるせなさ」

この歌が聞こえてきそうな色ができました。
木の質感を大切にし、趣のある色の塗装にしました。

昔は、蒔絵師さんがいて、筆を口にくわえ、いろいろな絵を木に書いていました。
今では蒔絵師さんも少なくなってきました。

和柄の着物地を使用しています

この玉手箱は、本物のチリメンの着物地を使用しています。
木製の小物は、温かみがあり、本当にいいですね。

柘植のクシ、桐の下駄、矢絣(やがすり)、麻の葉模様。

鬼滅の刃のキャラクター、禰豆子は、麻の葉模様の着物に市松模様の帯。
麻の葉模様には、麻が丈夫で成長も早いことから、魔よけの意味があるとされ、魔から子どもを守り健やかに成長することを願って、赤ちゃんの産着や子どもの着物によく使われています。

昭和レトロの雰囲気がほしくて、桐の箱を作ってみました。

桐の箱の特徴

桐の箱は、昔から大切なものを保存・保管する箱として利用されてきました。
特徴は、なんといっても「気密性」です。 湿度が高くなると膨張し湿気が侵入するのを防ぎ、乾燥時には収縮し自身の水分を放出します。天然の防虫成分を持っています。へその緒などの箱も桐の箱です。

ピアスやネイルチップ、指輪やピンバッチなどのアクセサリー小物入れにいかがでしょうか。

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